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Channel: 沖ヒカル オフィシャルブログ Powered by Ameba
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俺、C3リーグ/第2節を終えて。いろいろ説明したくて。《その3》

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そぼ降る雨の中、都内スタジオでのシュウロックフェスから帰宅。

いまから20時間くらい自由なので、すわ、このタイミング逃すまじ! という確固たる信念/執念に基づき、本稿における本題中の本題、すなわち具体的な麻雀の打ち方に関する話を一気にカキコしていきたいとぞ思ほゆ。

それではさっそく…といきたいところなれど、まずは諸注意をば。

いまから書く話はあくまでも「自分の肌感覚にフィットしている」というだけのことであり、これがイコール、正解/正着というわけではございません。

麻雀という競技/勝負/ゲームを数理的かつロジカルな側面からのみ語る御仁(いわゆる超デジタルプレイヤー)には受け入れがたい部分も多々あるかと思いますが、そこはゆめゆめ勘違いなさらぬやうに。

それでは(徐々に)はじめたいと思います。相当長くなることが予想されますが、興味のある方はどうか最後までお付き合いくださいましまし。

プロの資格を取得して2年。その間、わいは勉強会や私設リーグを通してさまざまな人から麻雀の打ち方/勝ち方に関するレクチャーを受けてきました。

そういった場で、相手の手牌読み・速度読み・打点読み・山読み・場況や点況ごとの押し引き判断・勝負所の見極め方などなど、それはそれは多くの有益情報を得ることができました。いや、正確には「有益情報を得ている」と思い込んでいた…といったほうが正しいでしょうか。

例えば、リーチ者に2が通っているとき自分に58が浮いており、どうしてもどちらかひとつを切らなければいけない場合は8ではなく5から切るべし(これは超基本)。

例えば、第1打に1(9)を切った人は手牌の中に4(6)を持っている可能性が高まる。

例えば、「四→九」という順に手出ししてきた相手に対して二伍のリャンメン待ちは(レアケースを除き)それほどケアする必要はない。

例えば、4が早めに切られている場合、7を軸にメンツ(ワンブロック)が構成されている可能性が高まる。

例えば、下家に仕掛けが入っていて鳴かれたくない場合は序盤に切られている牌の裏スジを切るべし(急所の可能性が低い=若干鳴かれにくい)

…などなど挙げればキリがないくらいの基本セオリーを教えてもらったわけですが、いくらそういったことを頭に入れても実際の対局ではどうしても結果を出すことができず。

そして当然のように4期連続でC3リーグ残留…というだけでなく、4期連続でトータルポイントがマイナスの地獄絵図。

これはもうどうしようもないなと。わいは麻雀に向いてないんだなと。こんな状態でプロ(見習い)を続けても意味があるのかと。ひたすらそんなことを考える日々を送っておりました。

そう、数ヶ月前のあの日までは…(余韻)。

《続く》


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