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Channel: 沖ヒカル オフィシャルブログ Powered by Ameba
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ひょらひょら〜〜んをどう考え、どう進めるべきだったのか?

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リーグ戦にて多牌(チョンボ)が炸裂、立会人の坂本大志先輩に「卓外マイナス40ptでそのまま対局続行です」と真顔で云われ「はい…」と蚊の鳴くような返事をする。 というあまりにもリアルな夢を見てグァァバッッッと布団から跳ね起きた沖ヒカルでございます。マジであせりました。ええ。 さて、本日は前回のリーグ戦(C1リーグ第3節)でのワンシーンについて語らせていただきとう存じます。 オーラス北家、43000点持ちのトップ目。2着目との差は2400点。ということはつまり、テンパイ/ノーテンで着順が変わるという緊迫した状況であります。 配牌はそこそこまとまってる感じ。普通にタンヤオに向かえばテンパイはもちろん和了まであるかも…くらいに思っておりました。 序盤にしてまァまァ良形の3シャンテン。捨て牌を見るかぎり3着目の親は遅そうだったのでしばらくはアグレッシブに進めていこうと考えていたそのとき。 ……「リーチ!」 沖「キターッ!(嬉)」 5〜6巡目にラス目の南家からリーチの声がっ! さて、ここで簡単に状況を整理しておきましょう。 ・ラス目には倍満をツモられてもまくられない。・ラス目は満貫ツモで3着にアップする。・すなわち点数状況的にリーチのみ(1300点)の可能性は低い。・すなわち放銃すると2着に落ちる可能性大。・自分の手牌に安全牌はそこそこある。・自分はまだ3シャンテン。 つまり……オリ!!!言わば……投了!!!圧倒的……危険回避!!! 自分で云うのもなんですが、まァでも云いますが、至極無難な戦術といえましょう。 しかァァーーし! 数巡後にある事件が炸裂したのです。 南家「ひょらひょら〜〜ん」 …ん!? 今の…なに!? リーチをかけている南家が一萬をツモ切る際、非日常的かつ微妙に違和感を伴うアクションを見せたのであります。 時間にしてコンマ数秒の動きでしたが、わいの経験上90%以上の割合で「ツモったけど安目の一萬だと点数が足りないからツモ切りました」というアクションに見えました。 さて、ここでふたたび考えます。もし仮に南家のリーチがフリテンになっていた場合、放銃する可能性はゼロゆえ今から(10巡目くらい)でもテンパイを目指して進めたほうがいいのだろうか。これから遮二無二テンパイを目指せばギリ間に合う可能性もある。だがしかし。 我々は機械ではなく人間であります。安目ツモ切り濃厚とは云うものの、「一萬とな続きをみる

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