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天鳳、その魅力と魔力《後編》

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天鳳プレイヤーは段位を上げることを「◎段坂をのぼる」と表現することがあるのですが、そのときの私はまさにそんな心境でした。 四段坂ーーその後の長いながい、果てしなく続く道程を思えば比較的ゆるやかな坂道なのですが、天鳳初心者の私にとっては結構つらい道のりだったと記憶しております。 せっかくポイントを増やしてもラスった瞬間、またふりだしに戻る。連続でラスると、それこそ坂道を転げ落ちるような感覚で膨大なポイントを失う。 なんだこのゲーム? マジふざけんなっつの!でも…なんていうか…こう…オモロいやんけw 結句、四段坂をのぼり切るまでに3ヶ月くらいかかったでしょうか。その後はなんとなくコツ(のようなもの)を覚えて五段→六段…と順調に昇段していったのですが、そこにはネット麻雀を小馬鹿にしていた私はもういませんでした。 誰か知らんけど(当時は開発者・角田さんのことを知らなかった)、ようこんなゲーム作ったなァ。すげえ時代になったものであるよなァ。 そんなことを思いながら天鳳を楽しむ日々を送っておりました。そう、当時の私はまだ天鳳を「楽しんで」いたのです。 ============== 六段坂に差し掛かってから数ヶ月、私は困惑していました。早く最上級の「鳳凰卓」で上級者のみなさんと打ってみたい。でも…まったく昇段できる気がしない(汗)。 六段のポイント配分は、・1位=+75pt・2位=+30pt・3位=0(無)・4位=▲120pt …となっております。はい、ついに来ました。トップと2着で得たポイントを合わせても1回のラスで失った分を補填できない「これぞ天鳳」という地獄配分が(半笑い)。 このポイント配分で配給原点の1200ptからゴールの2400pt(昇段)まで到達するには、普通に(無難に)勝つだけでは無理です。トップ率を上げ、なおかつ大幅にラス率を下げなければ昇段はおろか、ちょっと油断すると降段してしまいます。 この頃からでしょうか、私のなかで当初の目的であった「麻雀の練習」よりも「昇段したい」という気持ちのほうが大きくなってきたのは。そう、完全に天鳳の魅力と魔力に取り憑かれてしまったのであります。 それから毎日、それはもうガチで真剣に打ち込みました。金麦を飲みながらほろ酔い気分で…みたいなことは一切やめました。休みの日に早朝から深夜までぶっ続けで打ったこともありました。そしてついにその日がやってきました。 七段、到達ーー。 やった! やってやった! ついにスタート地点まで来たっ! これでようやっと鳳凰卓で打てるっ! うれしー! さァ課金しよ!※鳳凰卓で打つためには月540円の続きをみる

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